EVの罠 2022 10 29

「電気自動車の時代は中国の時代となる」

書名 EV推進の罠
著者 加藤康子 池田直渡 岡崎五朗  ワニブックス

 電気自動車の価格の3割から4割は、
電池が占めています。
 その電池を作っているのは、
日本も生産していますが、
有力なのは韓国や中国であり、
今後は中国が急拡大するでしょう。
 世界最大の自動車市場は中国であり、
電気自動車を販売するには、
中国製の電池を義務付けすれば、
世界標準は中国の電池となります。
 電池の生産にはリチウムのほかに、
コバルトが必要ですが、
中国はコバルトを支配しています。
 だから、電池を大量生産すると、
電池の価格は高騰するかもしれません。
コバルトは、限りある資源です。
 つまり、電気自動車の時代は、
中国が世界を支配するのです。
 電気自動車を推進する人たちは、
中国の時代を作るために努力していると言えるかもしれません。






















































































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